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個性を隠して生きる人へ
irroは自らを「個性を隠して生きる」人のブランドと位置付けています。
「個性」とは相対的なもの、つまり「差」なので、同じ人は存在しない以上、本来すべての人は「個性的」と言うことができます。
とはいえ、現実にはこのような捉えられ方はされておらず、ボリュームゾーンを「普通」と定義し、そこから離れるにつれて「個性的」という評価を受けます。
そして、個性的(特別)でありたいという思いは誰しもが持っていると想像します。
ところが、すべての人が個性を出し切れる世界にはなっていません。
ボリュームゾーンから離れるということは、言い方を変えれば「はみだしもの」になる、ということなので、周囲からの扱いや見られ方が変わってしまうリスクがあります。
そのような世界であれば、「人と違うことを恐れる」「同調しておけば安心」という心理になるのは当然のことかと思います。
だから、多くの人は個性を抑えて生きる道を選ぶわけです。
これに対してirroは、ささやかな抵抗を試みます。
irroのアクセサリーは、一見するとボリュームゾーンに収まる「ありふれた」容貌でありながら、その本質は鏡を内包した未知の代物であり、高い「特異性」を備えています。
つまり、「普通」を装い世界に擬態しながら「特別」であることを可能にする、というわけです。
これが冒頭の「個性を隠して生きる」の真意です。
irroはこれからも、ありふれたシルエットにびっくりするようなアイデアを詰め込んで、まだ見たことのない「特別」を生み出していきます。
irro